NPO法人のITジュニア育成交流協会(ジュニ協)は9月1日付で新たに理事を二人迎え入れ、理事長も交代した。これまでBCN社長の奥田喜久男が理事長を兼任していたが、協会の中立性と独自性を強め、NPOとしての機動力を高めるために体制を強化した。

 新理事長に就任したのは、東芝不動産(現NREG東芝不動産)で代表取締役、相談役を歴任した高橋文男氏。今春、同社を退職した高橋氏は、ジュニ協の主な活動である、ITを学ぶ子どもたちの支援とその実績に共感し、理事長就任を承諾。この秋から舵を執ることになった。高橋理事長は、1971年に東京芝浦電気(現東芝)に入社。電子計算機事業部に配属され、その後総務部門に転籍し、広報、工場・支社総務、本社総務などの業務に従事した経歴をもつ。また、新たに理事に就任した真木明氏は、東芝ソリューションの元常務。同社在籍中はCSRの一環として中国・東軟情報学院の学生たちが高専プロコンに参加できるようにスポンサーとして支援し、ITにおける日中の学生交流を促進するプロジェクトを指揮してきた経歴をもつ。

 奥田前理事長は副理事長として協会にとどまり、高橋理事長、真木理事を支えつつ、“トロイカ体制”で学生の支援をさらに推進する。なお、高橋理事長は11月20日に埼玉県で開催される高校プロコン全国大会に審査員として出席するのを皮切りに、真木理事とともにIT系のコンテストに積極的に参加していく。(NPO法人ITジュニア育成交流協会事務局長 加藤純一)

(左から)真木明理事、高橋文男理事長、奥田喜久男副理事長。手前のきれいな花は、理事就任祝いとして東芝ソリューションから贈られた胡蝶蘭