ICT(情報通信技術)ベンダーのKVH(リチャード・ウォーリー社長)と取引所向けITに強い韓国Koscomは、金融サービス業向けのITソリューション分野で、戦略的提携に合意した。

 両社はアジアと欧米の主要な金融都市向けに、電子取引を高速化するネットワークやデータセンター(DC)サービスに加え、Koscomが新設する釜山DCでのDR(災害復旧対策)やBCP(事業継続計画)サービスなど、幅広いソリューションを提供する。

 第一弾として、2012年第1四半期(1-3月期)に、海外からソウルと釜山へアクセスするグローバル接続サービスを開始。このサービスは、東京、シンガポール、香港、シドニー、シカゴなど世界の主要金融都市を網羅するKVHの超低遅延ネットワークと、Koscomの韓国内取引サービス「Stock-net」に相互接続し、グローバル規模で取引の高速化を図る。

 協業によって、Koscomが韓国内にもつユーザー企業はKVHのグローバルサービスの利用が可能となり、一方、KVHのユーザー企業は韓国でのシステム運用で、Koscomが有するインフラやサービスを利用することができる。(ゼンフ ミシャ)