ダイワボウ情報システム(DIS、野上義博社長)のプライベートイベント「DiSわーるど in岡山」が、10月27日、岡山県総合展示場「コンベックス岡山」で開幕した。28日まで2日間の日程で開催する。東日本大震災の影響で、通常年2回の開催を1回に集約したために、事前登録者、出展者数ともに過去最大を記録。2日間で、DISの二次店を中心に3000人を集客する計画だ。

「DiSわーるど in岡山」会場受付

 12回目となる今年の「DiSわーるど」は、事前登録者2000人、出展者125社で、会場の面積を含めてすべて過去最大になった。今回は、Android端末を利用したモバイル・クラウドをテーマにしたメーカーが数多く出展しているほか、国の「フューチャースクール」構想に基づくデジタル教材やタブレット端末を使った模擬教室を開いているのが特徴だ。

 展示会場の導線は、入口から出口まで、すべての展示を自然に見て回ることができるかたちに組まれている。入口から「モバイル・クラウド」「サーバー・ストレージ・仮想化」「ソフトウェア・ペリフェラル」と巡回すると、展示しているすべての製品やソリューションを組み合わせた提案を行っている「DISグループ」に到達する。これを過ぎると、「グラフィック・プリンティング」「ネットワーク・セキュリティ」「製造業・教育」「アパレルITソリューション」へとコーナー展示が続く。

 タブレット端末を使う展示が増えたことから、例年だと会場に有線LAN回線を敷いているが、今回は、無線LANの簡易アンテナを敷設し、デモンストレーションに使えるようにした。また、DISはインテルのWiMAXチップを搭載したパソコンを普及させ、MVNO事業を拡大することでパソコンの国内出荷の15%を獲得することを狙っていることから、この展開に向けたソリューションが紹介されている。

OKIデータのブースではコンパニオンが製品をアピール

 プリンタメーカーのOKIデータは、ページプリンタ(LED)のモノクロ・カラーでA3/A4機のフルラインアップと、流通卸のDISから要望を受けてきょう体の色を黒にしたA4モノクロ機、「OpenSTAGE」という学校向けソリューションを置いている。会場では、唯一コンパニオンを立たせるなど力を入れている。

シュナイダーエレクトリックは省電力UPSの新ラインアップを展示

 シュナイダーエレクトリック(旧APCジャパン)は、震災後の対応に関連して、長時間電源バックアップのUPSや、来年夏までに10機種を発売する予定の「APC Smart-UPS」シリーズを展示。新機種は「グリーンモード」を搭載し、モニタで電源寿命を視覚的に確認できる省電力機器で、来年後半以降の需要を取り込む。同社は、震災後の対策だけでなく、セキュリティカメラなど、企業「止めてはならない」システムのニーズに応えていく。

スクールイノベーション体験コーナーでは電子教科書などを実演

 「スクールイノベーション体験コーナー」では、東芝情報機器が提供する学校向けパソコンを使った電子教科書などの実演を行っている。

 「製造業・教育」コーナーの一画にブースを構えるサンワサプライは、人間工学に基づいたエルゴノミクス製品を展開。パソコン作業で生じる疲労を軽減するためには、PCスタンドやマウス、イス、フットレストなどをどのように配置すべきかを訴求している。これらの機器やファシリティを活用した提案は、大企業を中心に展開するという。(谷畑良胤)