ダイワボウ情報システム(DIS、野上義博社長)と日本マイクロソフト(樋口泰行社長)は、10月1日、Windowsスレートの活用促進を目的に、共同でDISの販売パートナー約17000社を支援する「Windows スレート推進センター」を設立した。DISの役割について、猪狩司販売推進本部販売推進部部長と渡邊賢販売推進本部販売推進部プロダクトエンジニアグループ(兼)テクニカルサポートグループマネージャーに聞いた。

 DISの役割は、(1)販売パートナーの専用相談窓口を設置(2)案件内容・ニーズに応じたコンサルティングの提供(3)豊富な商材から最適なデバイス・アプリケーションを選択(4)カスタマイズサービスを活用した付加価値の高い提案(5)アプリケーションの実装技術やタッチ開発の検討(6)セミナーによる啓発活動およびパートナー育成(7)マイクロソフト製品を活用した利活用シナリオ・ソリューションの創出――の7項目。

 猪狩部長は、「販売店が最適なソリューションを提案するための事例や製品の紹介をしていく。専用相談窓口では、開発パートナーの紹介依頼などを想定している」と話す。技術者向けセミナーを開催したり、検証機の貸し出しサービスを提供したりするほか、スレートを軸として周辺機器やWiMAX、「Microsoft Office 365」などを組み合わせた提案も推し進める。

 2008年に設立したキッティングセンターを活用し、ドライバの組み込みやラベルの貼附、事前のソフトウェアインストールなどのキッティング作業を付加価値として提案する。

 渡邊マネージャーは、「PCのプラスアルファとしてスレートを使ったり、PC作業の一部をスレートに置き換えたりする場合、既存システムとの連携が求められる。これに秀でているのがWindowsスレートだ。一方で、紙や専用機による作業をスレートに置き換えるのであれば、WindowsでもAndroidでも有効だ。それぞれ状況に応じて提案していく」と説明する。

 掲げている目標は、3年間で70万台のWindowsスレートの販売。「スレート=DIS」というイメージをつくりたい、という。日本マイクロソフトとの協業を通じて、Windowsスレート関連ビジネスのアクセルを踏む。(信澤健太)