キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、川崎正己社長)は、クラウド型文書管理サービス「C-Cabinet/HOME」で管理している文書をiPadで閲覧・追記・印刷するソフトウェア「Smart Browse Print」を3月上旬に発売する。

 主な想定用途は、電子マニュアルやプレゼンテーション、ペーパーレス会議などで、他社に先駆けてスマートデバイスに対応することで、自社の文書管理サービスの拡販につなげる狙いもある。

「Smart Browse Print」の概要。「C-Cabinet/HOME」で管理する文書をiPadで閲覧できる

 SMBソリューション企画部HOME企画課の田村孝一氏は「企業ユーザーの間にiPadをはじめとするスマートデバイスが普及しつつあり、文書管理サービスとスマートデバイスとの連携需要を先取りする」として、ビジネス拡大に弾みをつける考えを示している。

キヤノンMJ SMBソリューション企画部HOME企画課の田村孝一氏

 電子マニュアルでは、例えば工場や建設現場での設備点検マニュアルとして活用することを想定。プレゼンテーションでは、訪問営業などの業務でカタログやパンフレット、見積もりなどを、顧客の要望に応じて見せながら説明するツールとしての需要を見込んでいる。

 ペーパーレス会議では、経営会議や事業企画会議など、機密性の高い会議で資料を配布する代わりにiPadでクラウド上のデータを閲覧することで、情報流出のリスク低減に役立つとみている。

 初期導入費は1万5000円で、5台使用分のライセンスは月額3000円から。発売から1年間で1000契約の獲得を目指す。