野村総合研究所(NRI、嶋本正社長)は、4月1日、シンガポール法人「NRIシンガポール」の社名を「NRIアジア・パシフィック(NRI APAC)」に変更する。増資とともにアジアにおける事業展開の中核的拠点として機能させ、ASEANやインド地域の事業の強化・拡大を加速する。

 NRIシンガポールは、2011年11月に設立したNRIインドを子会社として傘下に収めているが、今回、新たにNRI本体が保有するNRI香港の株式を取得して子会社化する予定だ。NRI APACへの社名変更後は、持株会社の機能拡充にあわせて資本金を16億円に増強する。

 NRI APACの会長は、引き続きNRI執行役員の東山茂樹中国・アジアシステム事業本部長が務める。NRI APACには経営管理の専任者を置き、地域内拠点の支援体制を構築。今後、域内の子会社の総務機能を共通化するなど、効率的な業務運営を目指す。一方で、M&Aや今後のアジアでの拠点展開など、事業戦略の実現に向けて迅速に対応する体制を構築する。