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日立製作所 稼働監視ツール「Analyzer V3」 システムの変更監視機能を追加
2012/04/05 10:49
週刊BCN 2012年04月02日vol.1426掲載
「Analyzer V3」は、ユーザーによるシステムの変更を監視する機能を追加した。この機能では、ファイルシステムの削除をはじめ、論理ボリュームの削除やソフトウェアのアンインストールといった変更情報を取得する。変更情報の取得を踏まえて、障害の予兆がみられたり、障害が発生したりする場合にその要因を細かく調べて、システムの障害発生を予防したり、発生時に迅速に対応することができる。
HITOシリーズの「Analyzer」は、大手・中堅企業向けのシステム運用管理ツール「JP1」の機能を絞り込み、SMBのニーズに最適化したパッケージ製品。従業員数が10~1000人、年商が5億~500億円の企業を主なターゲットに据えている。多数のプラットフォームに対応するほか、監視を行うエージェントソフトを不要にするなど、価格や運用の面でSMBのユーザーが導入しやすいように図っている。
日立製作所 情報・通信システム社ソフトウェア事業部でHITOシリーズの販売推進を担当する雨宮廣和主任技師は、「自動で機器構成を表示する、わかりやすい管理画面を訴求することが、客先でのポイントになる」と提案のヒントを語る。社内システムに稼働監視製品を導入していないユーザー企業をターゲットに、販売パートナーに提案パターンを教示することなどによって、「Analyzer V3」の事業拡大に取り組む。(ゼンフ ミシャ)
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