Skeed(明石昌也社長)は、スクウェア・エニックス(和田洋一社長)が開発中の次世代ゲームエンジン「Luminous Studio」(仮称)向けのデータ蓄積と高速アクセス基盤を共同開発した。

 スクウェア・エニックスは、最上級のゲーム体験の提供を目指し、次世代ゲームエンジン「Luminous Studio」の開発を進めている。その構成要素の一つであるゲームアセット向けデータ蓄積基盤を実現する技術として、Skeedの大容量データを効率的に取り扱うP2P(Peer to Peer)技術に着目した。Skeedとの協働体制を構築し、約1年間、共同開発と検証を行ってきた。

 両社はデータ保全を担保する一方で、通常のネットワーク性能を上回る高速なファイルアクセスとゲームアセットを提供するために、P2P技術とアセット管理サーバーを組み合わせて、独自の高速分散ファイルシステムを実現した。

 Skeedは、今回の取り組みを通じて、これまで蓄積してきたネットワークに関する要素技術集積体「SkeedTech」をもとに、データの分散/複製/保持だけでなく、大容量ファイルやアクセス集中によって入手しづらいデータファイルを迅速に入手できる技術を開発した。

 今回開発した技術は、データアクセスへの高速性が求められるHPC(高性能計算)や大規模ファイルシステムの分散データ蓄積基盤として活用が見込まれることから、Skeedは今後、データ蓄積・高速アクセス基盤向け新製品「SkeedObjectStore」として販売していく。