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ジャパンシステム 端末とアクセス先のシステムを問わないシングルサインオンの新製品 C/Sとクラウドの両方に対応

2012/04/26 20:07

週刊BCN 2012年04月23日vol.1429掲載

 SIerのジャパンシステム(阪口正坦社長)は、シングルサインオン(SSO)機能の「ARCACLAVIS Ways SSO V2.0」を発売した。一つのパスワードで、複数の異なるシステムにアクセスできるソリューションで、オンプレミス用ソフトとクラウド型サービスを用意した。

 「ARCACLAVIS Ways SSO V2.0」は、パソコンだけでなく、AndroidとiOS搭載端末でも利用できる。アクセス先のシステムは、クライアント/サーバー(C/S)型システムとウェブアプリケーションシステムに対応する。近距離無線通信技術「NFC」に対応するICカードリーダー・ライター機能を搭載したAndroid端末では、ICカード認証を行うことができ、より強固な情報セキュリティ対策を施すことができる。パスワードの生成・変更は、各システムのポリシーに合わせて自動生成・変更が可能で、情報システム部門の手間は少ないという。

 橋本晃・第三ソリューション事業部長は、「端末とアクセス先のシステムの種類を問わずに、SSOを容易に構築できる。他社製品との差異化を図るために、SSOにインテリジェントを加えた『iSSO』製品としてPRする」と語っている。また、渡邊宏・第三ソリューション事業部パートナービジネス推進部担当部長は、「ほかのSSO製品は構築するのに高度な専門知識が必要だが、当社の製品は初めてSSOを導入する企業でも、容易に導入・運用できる」と説明している。「ARCACLAVIS」シリーズは、1998年に発売した国産のセキュリティソフトで、約90万ライセンスを販売した実績がある。(木村剛士)
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外部リンク

ジャパンシステム=http://www.japan-systems.co.jp/