SIerのジャパンシステム(阪口正坦社長)は、シングルサインオン(SSO)機能の「ARCACLAVIS Ways SSO V2.0」を発売した。一つのパスワードで、複数の異なるシステムにアクセスできるソリューションで、オンプレミス用ソフトとクラウド型サービスを用意した。

 「ARCACLAVIS Ways SSO V2.0」は、パソコンだけでなく、AndroidとiOS搭載端末でも利用できる。アクセス先のシステムは、クライアント/サーバー(C/S)型システムとウェブアプリケーションシステムに対応する。近距離無線通信技術「NFC」に対応するICカードリーダー・ライター機能を搭載したAndroid端末では、ICカード認証を行うことができ、より強固な情報セキュリティ対策を施すことができる。パスワードの生成・変更は、各システムのポリシーに合わせて自動生成・変更が可能で、情報システム部門の手間は少ないという。

 橋本晃・第三ソリューション事業部長は、「端末とアクセス先のシステムの種類を問わずに、SSOを容易に構築できる。他社製品との差異化を図るために、SSOにインテリジェントを加えた『iSSO』製品としてPRする」と語っている。また、渡邊宏・第三ソリューション事業部パートナービジネス推進部担当部長は、「ほかのSSO製品は構築するのに高度な専門知識が必要だが、当社の製品は初めてSSOを導入する企業でも、容易に導入・運用できる」と説明している。「ARCACLAVIS」シリーズは、1998年に発売した国産のセキュリティソフトで、約90万ライセンスを販売した実績がある。(木村剛士)