ぷらっとホーム(鈴木友康社長)では、スマートフォンの組み込み用プロセッサの用途で普及しているARM(Advanced RISC Machines)コアを搭載したマイクロサーバー「OpenBlocks Aファミリ」の販売が好調だ。IAサーバーに引けを取らない性能や省スペース化を実現しており、データセンター(DC)などで導入が進んでいる。また、販社になり得るSIerの関心を呼んでいるようだ。

 「OpenBlocks Aファミリ」のラインアップは、「OpenBlocks AX3」「OpenBlocks A6」の2モデル。「AX3」は、CPUとしてデュアルコアARMADA XP 1.33GHzを搭載し、GbE4ポートとGbE2ポートを選択できるほか、オンボード1GBのメインメモリ空間などを備えたハイエンドモデルに位置づけられる。木村友則・製商品事業本部技術部マイクロサーバ技術課長は、「通信キャリアやサービスプロバイダ(SP)などがDCで導入したいという引き合いが多い」と状況を語る。「OpenBlocks A6」は、CPUにシングルコアARMADA 310 600MHz、GbE1ポート、オンボード512MBのメインメモリ、SATAポート1、GPIO(8bit)、RS232Cポート×2、USBポート×1を備え、周辺環境温度55℃での動作も保証している。

 「OpenBlocks」シリーズは、堅牢・小型で高い拡張性などが評価を受けている。しかも「AX3」が5万9800円から、「A6」が3万6800円からと、リーズナブルな価格も導入を促す要素になっており、市場に投入して以来、累計6万台の販売実績を上げている。

 6月に開催されたネットワーク総合展示会「Interop Tokyo 2012」では、「販売パートナーになり得るSIerがブースを訪れて、高い関心を示していた」という。なお、「AX3」は、同展示会で優秀製品に与えられる「Best of Show Award」で「中・小企業向けネットワーキング」部門の特別賞を受賞した。(佐相彰彦)

「Best of Show Award」の「中・小企業向けネットワーキング」部門で特別賞を受賞した「OpenBlocks AX3」