サイボウズ(青野慶久社長)は、パッケージ版で運用されている「サイボウズ Office」と「サイボウズ ガルーン」に蓄積したデータをクラウド環境「Garoon on cybozu.com」に移行するツール「cybozu.com データ移行ツール for サイボウズ ガルーン」を公開した。移行作業はオフィシャルパートナーを通じて実施し、データ移行時間を短縮したり視認したりできるようになった。

中野匡章プロダクト
マネージャー
伊佐政隆プロダクト
マネージャー
 ユーザー企業が利用中のバッケージ版の「サイボウズ Office」と「サイボウズ ガルーン」に蓄積したデータをクラウド環境の「Garoon on cybozu.com」に移行する際には、「サイボウズ ガルーン 3.x(最新版)」にコンバート/バージョンアップする必要がある。「cybozu.com データ移行ツール for サイボウズ ガルーン」を利用して、「サイボウズ ガルーン 3.x(最新版)」のデータを転送・コンバートする。

 移行ツールは、データの移行作業の状況をリアルタイムに確認できる専用のウェブ画面を用意。リハーサル作業・本番作業のプロセスに対応するので、あらかじめ移行プロセスを一度実行してみてデータ移行にかかる時間を把握したり、移行後のデータの確認をすることができる。本番作業時はデータ量の多い「添付ファイル領域」を差分でアップロードし、移行作業完了の連絡を指定メールアドレス宛に通知する。

 7月3日にこのツールを提供し始めて以来、データ移行の実績は3社ほど。中野匡章・開発本部プロダクト管理部プロダクトマネージャーは、「100GBくらいであれば、データ転送に5~8時間くらいかかる。ただ、地域差があるので、データセンターを設置している東日本に比べると、西日本は時間がかかる」と説明する。150GBを超える場合は、移行ツールを活用せず、個別での対応になるという。

 すでに、「ほぼすべてのパートナーが取り扱っている」(伊佐政隆・ビジネスマーケティング本部ガルーンプロダクトマネージャー)という。(信澤健太)