業務用パッケージソフトベンダーのピー・シー・エー(PCA、水谷学社長)は、10月3日、中堅・中小企業(SMB)向け業務アプリケーションの最新版「PCA Xシリーズ」のクラウドサービスの提供を開始する。

 PCAは、これまで提供してきたクラウドサービスの「PCA for SaaS」という名称を、最新版のリリースを機に「PCAクラウド」に変更する。人事管理をクラウドサービスとして加えるほか、顧客企業のニーズに合わせた機能や帳票などをカスタマイズできる「PCAクラウドAPI」を搭載する。今後は、iPad/iPhone向けオプション製品として「PCAクラウド スマートデバイスオプション(仮称)」の提供を予定している。

 ユーザーが利用中のサーバーの月間稼働率が99.95%に満たなかった場合は、当月分の月額利用料金の10%に相当する金額を減額または返金するSLA(サービス品質保証制度)を設ける。

 「PCA for SaaS」は、2008年5月に提供を開始。今年8月24日時点の導入企業は1405社、導入ライセンスは3618CALに上り、国内47都道府県にユーザーを抱える。2011年5月30日から今年5月29日にかけての稼働率は99.9995%。データセンターの運用・管理などの内部統制について、独立監査人から国際保証業務基準3402(ISAE3402)と米国保証業務基準書第16号(SSAE16)の証明書を取得している。

 PCAは、2~3年内に累計導入社数1万社の達成を目指している。(信澤健太)