【シンガポール発】米パラレルスは、9月21日、サービスプロバイダやホスティング事業者など、パートナー企業を対象としたカンファレンス「Parallels Summit 2012 APAC」を、シンガポールで開催した。27か国から420人が参加。9月22日まで開催する。

 初日の講演には同社のバーガー・スティーンCEOが登壇し、SMB向けクラウドサービスが大きく成長すると宣言。「SMBのIT投資額は1兆ドルの規模がある一方で、クラウドサービスの導入はこれから。まさにブルー・オーシャンだ」とアピールした。

バーガー・スティーンCEO

 また、参加者がビジネスとして手がけている「ホステッドインフラストラクチャ」「ウェブプレゼンス」「コミュニケーション&コラボレーション」「ビジネスアプリケーション」など4分野が、「アジア・パシフィックで、2012年に76億ドル程度の規模、2015年には2倍以上の198億円まで膨れ上がるだろう」と分析。SMBとアジア・パシフィックのビジネスを、パートナーシップによって拡大するとした。

 パラレルスは、サービスプロバイダ(SP)がSMBを対象にクラウドサービスを構築するための製品やサービスを提供。同社の製品は、世界の上位30位以内に入る通信事業者のうち12社が採用している。パートナー数は、サービスプロバイダやホスティング事業者を中心に9000社以上に達し、昨年は新たに150社のホスティング事業者がパートナーになっている。

 カンファレンスでは、アジア・パシフィックで昨年活躍したパートナー企業を称える「APAC Partner Award」も開催。「Winners」に選ばれたパートナー企業に壇上でトロフィーを渡した。日本のパートナー企業では、SMB向けビジネスで功績を残した「Outstanding Solution for the SMBs」として大塚商会が受賞した。(佐相彰彦)

パートナー企業を称える「APAC Partner Award」を開催。右はトロフィーを受け取った大塚商会の長谷川剛志氏