インターコム(高橋啓介社長)は、9月25日、インテック(中尾哲雄CEO)、サトー(藤井悦夫代表取締役)と共同で、流通BMSの取引データを修正して、統一のデータフォーマットで提供するクラウドサービス「Retail COM-PASS(リテールコンパス)」を開発したと発表した。

 卸やメーカーの負荷を軽減し、流通事業者向けEDI(電子データ交換)メッセージの標準規格である流通BMSの導入と運用を支援するクラウドサービス。「Retail COM-PASS」を通して小売店とデータを受信することで、小売店ごとに異なる流通BMSのメッセージやデータ設定を修正し、不足している項目は補足して、共通のソフトウェアインターフェースでデータを提供する。複数の小売店・量販店に対応し、小売店に新店を追加したときには「Retail COM-PASS」上で新店を登録するので、ユーザーはメンテナンスの必要がない。

 インターコムの受注業務システムやサトーのASPサービス「LABEL-IDENTITI」、サトーが12年11月に発売する予定の出荷業務サポート製品「大車輪SaaS」と連携することができ、流通BMSへの対応に必要な機能をワンストップで提供する。

 価格は、1ユーザーあたり月額2万円、小売業1社ごとに月額5000円。サービスはサトーが担当し、すでに提供を開始している。(真鍋武)

「Retail COM-PASS」システム概念図