インターコム(高橋啓介社長)は、10月4日、「設立30周年 感謝の会」を東京都内のホテルで開いた。会場にはIT業界の幹部が約250人集まり、設立30年を祝った。

 インターコムは、1982年に高橋社長が設立したソフト開発企業で、今年6月8日に設立30周年を迎えた。挨拶に立った高橋社長は「アメリカであるベンチャー企業がパソコン通信のソフトをつくったことニュースを読んで、『これだ!』と思ったのがインターコムの始まりだった」と創業の経緯を説明。

 「(通信ソフトの)『まいと~く』を開発して売り上げは順調に伸びたが、それ以前、とくに創業一年目は本当にお金がなかった。オフィスビルの賃貸契約を結んだときの保証金が払えずに、値引きしてもらったことがあるし、銀行がお金を貸してくれなかったので、金融公庫に頼み込んで300万円を無担保で貸してもらったこともある。あの頃は本当に苦しかった」と苦労話も披露した。

高橋啓介社長

 高橋社長は、「30年もやってこられたのは、お客様とパートナーのおかげ。私はすばらしい出会いに助けられてきた。これからは新しい30年の始まりだ」と、感謝の弁と今後の発展を誓って、挨拶を締めくくった。

 乾杯では、オービックビジネスコンサルタント(OBC)の和田成史社長が「高橋さんとは夢と将来、そして(創業社長の)不安と恐怖を共有した仲間」と、高橋社長の功績を称えた。(木村剛士)

乾杯の挨拶を行ったOBCの和田成史社長

イベント会場の受付に飾られたインターコムのトロフィー

会場の約250人が30周年を祝った