BCN(奥田喜久男社長)は、ネットワールド(森田晶一社長)の共催で「Hyper-VレプリカとLive Migration機能で実現するWindowsサーバシステム構築入門セミナー」を大阪と名古屋で11月8・9日の2日間にわたって開催した。特別協賛として、シスコシステムズと日本マイクロソフトが協力している。

ネットワールドとBCNがWindowsサーバー関連のセミナーを開催

 冒頭、シスコシステムズ ユニファイド・コンピューティング事業部の河野真祐氏が「クラウド時代の空模様とパートナーシップ」と題して基調講演。最近のクラウドニーズを、調査レポートを交えて紹介した。河野氏は、「3年以内にクラウドサービスの導入を検討している企業が45.5%で、用途はメール、ストレージ、モバイルデバイスへの対応、データセンター利用とさまざま」と説明。国内ではx86サーバーが220万台導入されており、そのうちの73.3%がWindowsで、2010年にサポートが切れているWindows 2003が45.5%(74万台)はあると訴えたうえで、「ビジネスチャンスが多くある」とアピールした。また、「アプリケーションがパブリックとクラウドで使うことができる時代に合わせたシステムを構築することが必要」とも指摘した。

シスコシステムズの河野真祐氏

 セッション1では、ネットワールドのSI技術本部システムソリューショングループマイクロソフト担当システムエンジニアの石坂望氏が「Hyper-Vレプリカ」「Live Migration」など、Windows Server 2012に搭載されている仮想化関連機能「Hyper-V 3.0」で進化した内容を中心に、Windows Server 2012の実力をデモで確認しながら、わかりやすく説明した。

「Hyper-V 3.0」機能を説明するネットワールドの石坂望氏

 セッション2では、ネットワールドのSI技術本部データセンターソリューショングループシスコ認定システムエンジニアの加島義人氏が「Cisco UCSサーバと組み合わせることで実現できるさまざまなユーザーメリット」と題して、「UCS」の機能評価をネットワールドが検証した内容を交えて紹介。セッション3では、「Cisco Nexus1000Vが提供する動的プロビジョニング機能など、特徴的な機能の解説や導入するメリットを紹介した。

ネットワールドの加島義人氏

 このセミナーは、11月下旬に鹿児島、札幌、福岡でも開催を予定している。(佐相彰彦)