日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、2月6日、「POWER7+」プロセッサを搭載したエントリとミッドレンジモデルを発表した。従来モデルから1プロセッサ・コアあたりの仮想サーバー数が倍増し、処理能力は最大90%向上した。昨年10月に発表したハイエンドモデルと合わせて、サーバー製品群「IBM Power Systems」のラインアップを拡充したかたちだ。

 新製品のラインアップは、中規模ビジネス向けモデル2台、エントリモデル4台、Linux専用サーバー2台の計8モデル。2月20日から順次出荷する。

 新製品は、高速処理と仮想化技術の改良を実現するとともに、エラー訂正機能、CPU命令の再実行機能など、業務停止を防ぐ多彩な機能を備え、一般的なx86サーバーよりも高い信頼性を担保する。

 記者会見では、新製品とあわせて、2013年のシステム製品事業の戦略を発表した。システム製品事業担当の三瓶雅夫常務執行役員は、「『Power Systems』のエントリ、ミッドレンジモデルを発売することで、『POWER7+』搭載サーバーのラインアップが揃った。あらゆる規模のお客さまに、パートナーと連携して最適なソリューションを提供する」と説明。ユーザーの最適なIT環境構築をサポートする無償コンサルティングも展開していく方針だ。(本多和幸)

システム製品事業担当の三瓶雅夫常務執行役員