コンカー(三村真宗社長)は、2月26日、クラウド型出張・経費管理サービス「コンカー」の新サービス「コンカー インボイス」の日本語版の提供を開始した。

 「コンカー」は、交通費や出張旅費などを管理する一般従業員向けクラウドサービス。従業員が立て替える交通費、交際費、福利厚生費など、経費精算の運用管理サービス「コンカー エクスペンス」は、2012年2月の発売から現在まで、230社の導入実績をもつ。

 「コンカー インボイス」は、社内の部門・拠点単位で発生する水道光熱費、通信費、賃料など、請求書支払いの運用管理サービス。支払い依頼を請求書にもとづいて登録するだけで、自動的に社内規定やサプライヤ登録の有無などのチェックを行い、組織、費目、金額に応じた承認ワークフローを起動。経理部門は、すみやかに確認して、処理できる。スマートフォンやタブレットからの承認にも対応する。 発表会で三村社長は、「これまでの請求書支払いでは、支払い依頼を各部門の一般従業員が紙やExcelに入力するケースが多く、経理部門が処理する際は会計システムに再度入力するケースが多かった。『コンカー インボイス』では、この重複入力の負担を軽減し、業務効率化を実現する」と導入効果をアピールした。

 米コンカーのマイケル・ヒルトン上級副社長は、直近の業績と戦略について、「現在、導入数は1万5000社、180万ユーザーに達している。2012年度(12年9月期)の売り上げは、前年度比26%増の413億円(1ドル94円換算)だった。13年度は、25%の成長を見込んでいる。販売チャネルを拡大し、SMBへの浸透に力を入れる。日本とヨーロッパでは、大企業への普及も進める」と説明した。

米コンカーのマイケル・ヒルトン上級副社長

 三村社長は、「『コンカー インボイス』の発売を契機に、13年度末にはユーザーを280社まで伸ばしたい。売り上げは、今年度の3倍を目指している」と意欲をみせた。

三村真宗社長

 また、国内/海外ホテル・航空券予約システムを13年中旬に、旅程管理システム「TripIt」と出張時の従業員の位置を地図上に表示するリスク管理サービス「Locate & Alert」を13年下旬に発売することを明らかにした。(真鍋武)