日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、トランザクションやバッチなどの一般業務処理と集計・分析処理の両方を実現するデータベース(DB)管理ソフトウェアの最新版「IBM DB2 V10.5」を6月14日に発売する。

 従来のリレーショナル・データベース(RDB)の機能に加えて、新たに「BLUアクセラレーション」という高速データ分析処理機能を搭載。RDBと分析向けDBの2種類を一つのDBにすることで、運用管理の負荷を軽減し、1きょう体内でRDBのデータを分析向けDBにコピーして分析することも簡単にできる。

 「BLUアクセラレーション」は、ストレージ装置からデータを列単位で取り出し、高い圧縮率で圧縮してメモリ上に展開して、CPUの並列分散処理機能を活用することで高速分析処理を行う機能。IBMの実験では、「BLUアクセラレーション」の機能を活用することで、レポートと分析が従来のリレーショナル・データベースの8~25倍高速になり、データ圧縮は約90%の圧縮率を記録した。