シャープ(奥田隆司社長)と日本IBM(マーティン・イェッター社長)は、3月25日、シャープのIT構造改革を共同で推進するために、2月に戦略的パートナーシップを構築することに合意したと発表した。

 合意に伴って、シャープとシャープシステムプロダクト(SSP、田村耕一社長)が保有するエスアイソリューションズ(SIS、藤本直久社長)の全株式(計51.0%)を、4月1日付で日本IBMに譲渡。これによって、SISは日本IBMの完全子会社となり、同日にシャープドキュメントシステムと再編統合して「シャープビジネスソリューション株式会社」となる予定。

 日本IBMは、シャープの生産・販売拠点での業務アプリケーションの企画、開発、保守業務やシステム運用などのアウトソーシング業務を、今年2月から2023年3月31日まで約10年にわたって受託する。SISは、日本IBMの完全子会社になることで、IBMが有する多様なソリューションや先進事例を活用して、シャープのIT構造改革を強力にサポートしていく。シャープは、情報システムに関する戦略立案に特化することで、ITコストの低減を図る。