東証第二部の1stホールディングス(内野弘幸社長)は、4月5日、マネジメント・バイアウト(MBO)によって非上場化することを明らかにした。同日開催の取締役会で決定した。

 内野社長が代表取締役を務め、全株式を保有する特別目的会社のモノリスホールディングスが、1stホールディングスの普通株式と新株予約権を対象に公開買い付けを行う。その際、オリックス(井上亮社長)が出資する。買い付け価格は、普通株式が1株880円で、3178万7972株の買い付けを予定している。買い付け期間は4月8日から5月22日まで。

 公開買い付け成立後、モノリスホールディングスは、内野社長を引受先として2億4500万円を上限とした普通株式を発行する。また、オリックスとその子会社で構成される「OPI2002投資事業組合」を引受先として、総額2億3500万円を上限とした普通株式と、総額115億2,000万円を上限とした無議決権株式を発行する。これに銀行からの借り入れを合わせ、必要な資金を調達する。

 1stホールディングスは、非上場化の決断に至った理由について「将来にわたって安定的かつ持続的に企業価値を向上させていくためには、グループ内子会社の再編や製品開発力の強化、グローバル市場の開拓、クラウド/ビッグデータ時代に対応した新製品・新サービスの展開などが必要で、上場を維持したままそうした施策を実行した場合には、利益水準の低下やキャッシュフローの悪化などを伴うリスクがある」と説明している。(本多和幸)