1stホールディングス(内野弘幸社長)は11月20日、Skeed(明石昌也社長)との間で資本・業務提携契約を締結し、同社に出資することを発表した。

 1stホールディングスは、これまで企業の情報システムのアウトプット領域に特化した帳票システム開発・運用のミドルウェアや、集計・分析・レポーティングツールなど、情報活用を支援するパッケージソフトウェアを中心に事業を展開してきた。このノウハウを生かしてクラウドやビッグデータのビジネスへの進出を計画しており、12月には「MotionBoard for Salesforce」のサービスを開始する予定だ。

 一方、Skeedは、大容量・高速ファイル転送ソフトウェア「SkeedSilverBullet」をはじめ、独自の分散コンピューティング技術やネットワーク制御技術を用いた製品を開発・販売している。通常、伝送速度が著しく低下する海外との長距離通信や回線品質が劣化した条件でも、ファイル転送に特化した独自の通信プロトコルで伝送遅延を解消し、大容量・高速ファイル転送を実現する。自社製品の販売のほか、独自の要素技術を活用したOEMや組込みでの販売にも積極的に取り組んでいる。

 1stホールディングスは、Skeedと資本・業務提携を結んだことで、要素技術を用いた「分散ストレージ」「ネットワーク高速化」「分散演算処理」の各領域で、クラウド・ビッグデータ向けの製品開発で協力する。また、Skeedが実施する第三者割当増資を引き受け、普通株式50万株(1億円)を取得する予定。