アイティフォー(東川清社長)は、楽天市場やYahoo!ショッピングなど複数のECモールに出店している通販事業者を対象に、運用管理に必要な業務を自動連携して一元管理する複数ECモール一元管理ツール「ITFOReC MS2(アイティフォレック・エムエスツー)」を発売した。

 「ITFOReC MS2」は、Amazon.co.jp、楽天市場、Yahoo!ショッピング、DeNAショッピング(旧ビッダーズ)の4サイトに対応。これらに自社サイトを加えて商品、在庫、受注の管理を一元化して連携することができる。「商品管理」では、複数サイトに共通するデータと各サイト固有のデータを同製品で一元管理し、各サイトに必要な情報を一斉に反映させる。「在庫管理」では、一つのサイトで1個の商品が売れたら、残りサイトの在庫を一斉に変更する。「受注処理」では、各サイトから入ってくる出荷指示、在庫引き当て、キャンセル処理などを一元管理する。

 通販事業者は、作業時間を増やすことなく、出店サイト数を増やすことができる。作業の高速化によって他社に先駆けて新商品を掲載し、商機を逃さず受注することができる。また、手作業での転記が不要となるので、価格の記載ミス、在庫の反映ミスによる売越し(在庫以上の商品を売ってしまうこと)、受注情報の転記ミスによる誤発注などをなくすことができる。

 「ITFOReC MS2」はクラウドで提供し、アイティフォーのECサイト構築パッケージ「ITFOReC」と標準で連携する。価格は、初期費用が110万円から、1サイトあたりの月額費用が2万円から。アイティフォーは、複数サイトを運営する国内上位200社のうち、今後1年間で20社からの受注を目指す。