アイティフォー(東川清社長)は、8月22日、高速・大容量のデータ通信ができる5GHz帯の無線アクセスシステム「Airmux」2機種の販売を開始した。

 「最大60kmの到達距離」「最大250Mbpsの伝送量」「移動体通信に対応」という特徴によって、物理的な制約があってケーブルの敷設が難しい環境で、有線のケーブルを超える無線アクセスを提供する。例えば、公道をまたぐ施設や広大な駐車場、高所、ビルオーナーからケーブル敷設の許可を取得できない場所などで、低コスト・短期間に伝送手段を構築することができる。

 監視カメラに使用する場合は、メガピクセルカメラで1台あたりの利用帯域が約1.5Mbpsとなるが、最大250Mbpsの伝送量をもつ「Airmux」なら100台のカメラ接続も容易に実現。さらに、離島の監視などにも対応する。5GHz帯のなかで使用する周波数を自動的に変更する機能によって、電波干渉による通信トラブルを自動で回避する。

 価格は、一対一の通信に対応する「Airmux 400」が100万円から。一対Nの通信と移動体通信に対応する「Airmux 5000」が120万円から。アイティフォーは、高所やビル間ネットワーク、離島、過疎地との通信などに加えて、監視カメラの伝送手段として拡販し、今後1年間で30システムの受注を目指す。