この仕組みは、京セラ(山口悟郎社長)と京セラコミュニケーションシステム(KCCS、佐々木節夫社長)が共同開発した「ソーラーサイクルステーション for EV」を活用したもの。太陽光発電システムで発電した電力で電気自動車(EV)やPHVのバッテリを充電し、蓄電した電力を災害発生時などに非常用電源として供給する。
シンテックホズミは、地球環境をよりよくするために、自社の環境負荷の低減はもとより、環境性能の高い製品開発を推進し、積極的に地球環境の保全を図っている。3月に本社社屋の屋根に京セラの多結晶シリコン太陽電池モジュール230kWを設置し、発電した電力の自社利用を開始。さらにBCP対策を目的に、「ソーラーサイクルステーション for EV」を導入し、社有車として使用しているPHVのバッテリに充電した電力を、災害発生時などに非常用電源としてBCP対策室へ電力供給ができるようにした。システムはシンテックホズミが立案し、KCCSが設計・施工を担当した。