パラレルス(西澤真社長)は、ホスティング事業者によるクラウドサービス提供を可能にするコントロールパネルの最新バージョン「Parallels Plesk 12」の発売に伴い、戦略的パートナーの確保に力を注いでいる。販社とのパートナーシップ強化で、ウェブアプリケーションのホスティングなど新しいホスティングサービス市場を拡大しながら、新製品の販売増につなげる方針だ。

 Parallels Plesk 12は、ウェブアプリケーションのホスティングに適した機能をはじめ、ブログ作成ツール「WordPress」の管理を実現する機能などを搭載。ホスティング事業者がサーバーのホスティングだけでなく、ウェブアプリケーションを管理するというフルマネージドサービスを提供できることが売りだ。

 西澤社長は、「当社の販社であるホスティング事業者が新しいサービスを提供できる環境を整えていくことが重要と判断して、新製品を発売した」としている。

 新製品の発売に伴って、パラレルスが力を注いでいるのは、新しいホスティング市場を拡大させる戦略的パートナーの確保だ。ライドとGMOクラウドが名乗りを上げている。

 ライドでは、仮想サーバーのホスティングで 「WordPress専用プラン」を提供。ライドの中野浩也代表取締役は、「小規模のウェブ制作会社や広告代理店などから、WordPress専用プランを販売したいという要望が出ている」という。GMOクラウドでも、「販売パートナーのデザイン会社から引き合いがある」(山田裕一取締役兼営業部部長)としている。(佐相彰彦)

(左から)パラレルス 西澤真 社長、ライド 中野浩也 代表取締役、GMOクラウド 山田裕一 取締役