サイボウズ(青野慶久社長)は、9月14日、「kintone」と「Garoon on cybozu.com(Garoon)」をアップデートし、連携機能の提供を開始した。

 「kintone」は、さまざまな業務で利用できるサービスだが、発売当初から営業支援システムとして使われるケースが高い割合を占めている。「kintone」のユーザーアンケートでは、用途の上位3位を「案件管理」「顧客管理」「日報管理」が占めた。現場のニーズに合わせて自由にフォーマットを変更できる点、モバイルで利用できる点、営業支援システムとしては低価格で利用できる点などが評価されているという。一方、最近はより高度なシステムを望むユーザーが増え、全社の共有スケジューラと「kintone」の案件・顧客情報の連携に対する要望が多数寄せられていた。

 この声に応えて、6月の「kintone」アップデートでリリースしたプラグイン機能と今回の「Garoon」アップデートによって、「kintone」と「Garoon」のスケジュール機能の連携を実現。「kintone」内のレコードと「Garoon」の関連するスケジュールを連携することで、どちらの画面からでも必要な情報を確認できるようにした。例えば、「Garoon」のスケジュールに登録した訪問予定に「kintone」の案件情報を表示させる、または「kintone」の案件管理アプリから「Garoon」の訪問履歴を確認する、といったことができる。問い合わせ管理やToDo管理なども、スケジューラとの連携によって便利に活用できる。

 15年1月の「kintone」アップデートでは、任意プラグインの読込み機能をリリースする予定。また、「cybozu.com developer network」で、プラグイン開発のドキュメントを一般公開し、サイボウズ以外からのプラグインの開発・提供ができるようにする。業務ニーズに合わせた機能拡張や、他サービスとの連携ができるプラグインを開発することで、課題解決のためのソリューションを迅速に提供することができる。

 今回のアップデートでは、「Garoon スケジュール連携プラグイン」のほかに、「kintone」アプリに登録したデータを利用して、ワンクリックで帳票印刷ができるサービス「プリントクリエイター(サイボウズスタートアップス)」との連携プラグインを公開した。さらに、基本機能・APIで新機能を追加している。