日立製作所(日立、東原敏昭社長兼COO)は、9月26日、PCサーバー「日立アドバンストサーバー HA8000シリーズ」の2プロセッササーバー「HA8000/RS220」、「HA8000/RS210」で、クラウド基盤やデータセンター(DC)向けに処理性能や拡張性を強化した新製品を発売した。また、10月9日には、設備制御や監視システムなど長期安定稼働が求められるシステム向けに、10年間のハードウェア保守に対応したモデルを発売する。

「HA8000/RS210」(左)と「HA8000/RS220」

 「HA8000/RS220」「HA8000/RS210」は、処理性能を従来プロセッサ比で最大約1.4倍に向上した最新インテル XeonプロセッサE5-2600 v3製品ファミリーを搭載するとともに、従来製品の4倍の最大4.8TBのPCIe Flashドライブボードや高速のファイバーチャネルボードを新たにサポートし、処理性能と拡張性を強化した。これによって、業務変動に伴う仮想サーバーやデータ容量の追加が容易となり、迅速で柔軟なクラウド環境を構築することができる。

 内蔵RDXドライブの通信規格として新たにUSB3.0に対応したことで、従来製品比4倍となるバックアップ最大転送速度288GB/h(ギガバイト毎時)を実現。日々のバックアップ処理を高速化した。また、SSDの総書込み容量を監視してSSDの寿命前にアラート通知する予兆監視機能を追加し、予期せぬ故障によるサーバーの停止を回避できる。

 このほか、設備制御や監視システム向けに10年間のハードウェア保守に対応する「長期保守対応モデル」や、10年間の無償保守と簡易定期点検もあわせて提供する「おまかせ安心長期保守モデルII」の販売を開始する。なお、「HA8000/RS220」「HA8000/RS210」は、日立統合プラットフォーム「Hitachi Unified Compute Platform」のサーバーに採用し、14年度末までに発売する。

 税別価格は、「HA8000/RS220」が64万2000円から、「HA8000/RS210」が61万3000円から、「長期保守対応モデル」が117万7000円から、「おまかせ安心長期保守モデルII」が251万9000円から。