日立製作所(日立、東原敏昭社長兼COO)は、高い信頼性と可用性をもち、金融機関をはじめとした企業の基幹業務や電力・交通といった社会インフラ向けシステムに多くの実績をもつエンタープライズ向けUNIXサーバー「EP8000シリーズ」のエントリサーバーに新モデルを追加し、5月16日に発売する。

「EP8000シリーズ」(「EP8000 S824」、「EP8000 S814」)

 新モデルの「EP8000 S824」「EP8000 S814」は、最新POWER8プロセッサの搭載などによって、従来モデルの最大約1.9倍のトランザクション処理性能を実現。内蔵ディスク容量の拡大とともに、内蔵HDDとSSDの混在環境でデータのアクセス頻度に応じて格納先を自動で最適化する自動階層化機能で、データ処理を高速化する。

 さらに、従来の2倍となる16Gbps転送速度に対応したファイバーチャネルアダプタを新たにサポートし、日立のストレージ装置と接続する大規模システムでも、データ処理を高速化した。

 同時に、従来、金融機関や社会インフラ企業などが利用している専用線や、公衆回線などに接続するシステム向けの回線切替装置の新モデルも発売する。回線切替え装置は、現用系サーバーの障害時にサーバーと同期して通信回線を待機系に切り替えるもので、基幹システムの可用性を向上する。

 税別価格は、「EP8000 S824」が732万900円から、「EP8000 S814」が327万6200円からで、出荷時期は7月30日の予定。また、回線切替え装置は195万円からで、出荷時期は5月30日の予定。