セゾン情報システムズ(宮野隆社長)は、純国産ファイル転送ミドルウェアの最新版「HULFT(ハルフト)8」を12月8日に発売する。

 2008年10月以来、6年ぶりのバージョンアップとなる「HULFT8」は、システム間連携基盤に必要な中核機能の強化を図り、さまざまなシステムの運用シーンにマッチするシンプルな構成を保ちつつ、顧客のニーズやIT課題から導き出した六つのポイントを強化した。

 データ転送性能を大幅に向上し、クラウドとオンプレミス間や遠隔地との連携、大容量ファイルのデータ転送時間を短縮。また、ファイル転送前後の処理をGUI(グラフィカル・ユーザーインターフェース)で実装する「HULFT Script」を新たに搭載する。11種類のテンプレートを利用することで、簡単な処理であれば、わずか5分で構築できる。さらに、グローバル環境での利用を促進するために、ワンパッケージで複数言語に対応し、海外拠点での利便性を追求した。

 一方で、情報インフラとしての安全性・信頼性・運用性を高める機能の充実を図り、ミッションクリティカルな環境でも安心して利用できるトータルな品質を確保した。

 「HULFT8」は、15年の第2四半期までにアマゾンウェブサービス(AWS)のAWS TestDrive、AWS MarketplaceとMicrosoft AzureのMarketPlaceへの対応を計画。グローバルインフラでの活用も促進していく。さらに、クラウドとオンプレミス間での連携やビッグデータ、M2Mでの収集基盤としての活用、高可用性を実現するクラスタ製品との連携、転送環境の高セキュリティ化など、顧客環境にマッチしたつなぐ価値を実現するために、関連する各アライアンスパートナーとの連携を積極的に進める。

 セゾン情報システムズは、今後も「HULFT8」を中心として、国内外の多様なデータ連携シーンにマッチする「HULFT」シリーズ製品を提供し、グローバルMFT(Managed File Transfer)市場でのNo.1を目指す。