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ネットギア、10Gアップリンクを4基備えたスタッカブル・スマートスイッチ

2014/12/12 18:54

 ネットギアジャパン(NETGEAR、杉田哲也代表)は、12月11日、スタッカブル・スマートスイッチの新製品「S3300シリーズ」4機種を発売した。

 「S3300シリーズ」は、4機種すべてで10GBASE-Tポートを2基、10G SFP+スロットを2基、合計4基の10Gアップリンクポートを装備。4基の10ギガビットポートは排他利用ではなく、同時にすべて使用することができ、10ギガのバックボーンをもつネットワークのエッジスイッチとして、また10ギガイーサネットのポートをもつサーバーやストレージ機器の接続に使用できる。

 10ギガビットイーサネットポートは、すべて「S3300シリーズ」スイッチを最大6台スタッキングするためのスタック用ポートとしても使用できる。「S3300シリーズ」をスタックした際のバックプレーン速度は40Gbpsで、スタック内にボトルネックの発生しないノンブロッキングの高速ネットワークを構築できる。

 「S3300シリーズ」のうち、「S3300-28X-PoE+」「S3300-52X-PoE+」は、それぞれ24基、48基の1000BASE-TポートでPoE+に対応し、最大30Wの電力を無線LANアクセスポイントやIPカメラなどのPoE受電対応機器に供給できる。スイッチ全体の供給可能電力は、「S3300-28X-PoE+」が195W(RPS 外部電源ユニット使用時は740W)、「S3300-52X-PoE+」が390W(RPS 外部電源ユニット使用時は1440W)。

 4機種は、すべてスタティックルート(静的IP経路)を設定できるレイヤー2+スイッチで、VLANやポートにIPアドレスを設定し、VLAN間やポート間でIPv4パケットをルーティングすることができる。

 シンプルなウェブベースのGUI(グラフィカル・ユーザーインターフェース)で、専任管理者がいない中小企業や支社・支店でも、直感的な操作でスイッチを設定・管理できる。複数台のスイッチを一括で管理できるユーティリティソフトウェア「Smart Control Center(SCC)」で、ファームウェアのアップグレードなども一括で行うことができる。

 税別価格は、「S3300-28X」が11万円、「S3300-28X-PoE+」が19万円、「S3300-52X」が19万円、「S3300-52X-PoE+」が33万円。
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外部リンク

ネットギアジャパン=http://www.netgear.jp/

「S3300-28X」=http://www.netgear.jp/products/details/S3300-28X.html

「S3300-28X-PoE+」=http://www.netgear.jp/products/details/S3300-28X-PoE%2B.html

「S3300-52X」=http://www.netgear.jp/products/details/S3300-52X.html

「S3300-52X-PoE+」=http://www.netgear.jp/products/details/S3300-52X-PoE%2B.html