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イグアス ビデオ監視事業に参入 イーグルアイ製品を販売

2015/01/15 18:55

週刊BCN 2015年01月12日vol.1562掲載

 ITディストリビューション事業を手がけるイグアス(矢花達也社長)は、ビデオ監視事業に参入した。このほど、米イーグルアイネットワークス(イーグルアイ)と販売代理店契約を締結し、同社が提供するクラウド型のビデオ監視サービスの販売に乗り出した。今後、2次販売店の獲得に動き、事業の拡大を目指す。

 イーグルアイのビデオ監視サービスは、カメラが撮影した映像をクラウドに蓄積するもの。セキュリティの向上だけではなく、店舗を訪れた来客の行動パターンなどを分析したり、サービスの改善に生かすことができる。イーグルアイのディーン・ドレイコCEOは、「2015年、首都圏でデータセンター(DC)を開設する」ことを明らかにしている。DC開設を皮切りに、本格的に日本市場の開拓に取り組むという。

 イグアスの矢花社長は「クラウド型のビデオ監視サービスはほかにもあるが、そのほとんどが画像の保存しかできない。それに対して、イーグルアイのサービスは、映像の分析・活用に適しているので、有望な商材になると捉えている」と語る。

 イグアスは、今後3年で約200社の販売パートナーを獲得し、IBM製品の販売などに加えて、ビデオ監視事業を「億円単位のビジネスに育てたい」(矢花社長)としている。(ゼンフ ミシャ)

イーグルアイのディーン・ドレイコCEO(左)とイグアスの矢花達也社長
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外部リンク

イグアス=http://www.i-guazu.co.jp/