ピー・シー・エー(PCA、水谷学社長)は、4月14日、16年1月から運用が開始されるマイナンバー(社会保障・税番号)制度に対する中小・中堅企業向け支援サービスを、4月下旬から順次提供すると発表した。

 第一弾のサービスとして、企業の業務運用に則ったマイナンバー取扱規程と運用のための業務フロー作成を支援するコンサルティングサービスの提供を、4月下旬に開始する。また、スマートフォンをはじめとした各種デバイスから、安全・簡単にマイナンバーの収集が可能なクラウドサービス「PCAマイナンバー収集サービス」の提供を、9月から開始する。

 「PCAマイナンバー収集サービス」は、給与事務担当者以外の第三者が収集に介在することがなく、漏えいリスクを低減し安全な個人番号収集を実現することができる。また、本人確認(身元確認)の資料も同時に収集することができるため、収集・確認業務の大幅な効率化が可能となる。従業員や個人取引先は、場所や時間を選ぶことなく、パソコンやスマートフォン、タブレット端末など、さまざまなデバイスから自身の個人番号を入力するだけで、セキュアなクラウド環境に番号情報が収集される。個人番号自体は、分割・暗号化された状態で収集されるため、万が一の漏えい時でも、個人番号自体が把握されることはないという。

 また、給与事務担当者は、同社が提供する専用の管理ツールを利用することで、クラウド上に分割して収集された個人番号の結合、「PCA給与」、「PCA人事管理」でのデータ利用が可能となる。さらに、クラウドサービスとして提供することで、個人番号の収集業務が集中する一定期間での業務効率化と、サービス利用にかかるコスト低減を図ることができる。

 同社では、マイナンバー支援サービスを、「PCA給与」「PCA人事管理」を利用中の顧客を中心に、年間2000社での利用を目標としている。