BCN(奥田喜久男会長兼社長)は、4月24日、東京・神田のBCNアカデミールームで、IBMのクラウドプラットフォーム「SoftLayer」のハンズオンセミナーを開催した。日本IBMのパートナー企業を講師に招き、『いつまでサーバーだけを売るつもり? ニーズにこたえる売り手を目指す、クラウドキャッチアップセミナー』(次回開催URL:http://www.seminar-reg.jp/bcn/softlayer_handsonsem2/)と題して開催するシリーズ・セミナー(全4回)の三回目。今回は、TMIソリューションズが、SoftLayerの特徴や同社が手がけた案件の事例を紹介したほか、SoftLayerの操作方法も説明した。

 講師として登壇したTMIソリューションズの笹澤一雅・インダストリー営業統括ソリューション営業ビジネス・ソリューション担当課長は、まず、クラウドの市場動向を解説。新規システム構築案件の8割が、何らかのかたちでクラウドを検討していることや、ユーザー企業の業務部門や情報システム部門、SIerなど、それぞれがクラウドによって仕事のやり方や価値観が変わり、パラダイムシフトが起きていることなどを説明した。

TMIソリューションズ インダストリー営業統括ソリューション営業ビジネス・ソリューション担当課長 笹澤一雅氏

 また、SoftLayerについては、「物理サーバーと仮想サーバーを柔軟に組み合わせてハイブリッドなクラウド環境を構築できることや、グローバルでデータセンター(DC)を結ぶ高速ネットワーク・バックボーンを整備しているのは大きな強み。また、統一アーキテクチャに基づく豊富なサービスやAPIも用意されていて、拡張性にも優れる」と紹介。さらに、「これまでのIBMのエンタープライズ向けITビジネスのノウハウが注入され、柔軟性、透明性が確保されているとともに、サービスの継続性についても心配がなく、信頼できるサービスであり、お勧めできる」と評価した。

 笹澤課長は、SoftLayerを活用した具体的な案件にも触れた。同社は、SoftLayerをインフラとして活用し、CRM、ドキュメント管理プラットフォーム、eラーニングサービスを、「Caretaker」ブランドのSaaSとして提供している。このなかで、ドキュメント管理ソリューションを中堅規模の建設業の企業に提供し、関連会社も含めた文書共有サービスの活用によるプロジェクト管理の効率化と体系化、作業所でのデータバックアップなどを実現した事例を紹介した。 ハンズオンセミナーでは、オブジェクトストレージの活用などを演習。参加者が実際にトライアルアカウントを活用して、熱心に作業する姿がみられた。

盛況だった第三回セミナー

 シリーズ・セミナーの最終回は、5月22日の予定。講師は、AITが務める。