アズジェント(杉本隆洋社長)は、6月24日、企業や組織のログ管理と相関分析プラットフォーム製品「SIEM-J+(シームジェイ・プラス)」を、7月1日に発売すると発表した。また、自立的SOC/CSIRT運営を目指す企業や組織向けの支援サービスの提供を開始する。

 「SIEM-J+」は、MSSPであるアズジェントが自社のサービス基盤として使用するSIEMを、商品化して発売するもの。これにあわせて、同社がMSSPとして熟成してきたセキュリティ・サービス基盤の構築から運用に至るノウハウを体系化し、サービス・フレームワークとして提供する。各種パーサ、ルール定義のチューニングやスキルの移譲といった技術的支援だけでなく、SOC/CSIRTの運営体制の設計や人材育成までを含めた包括的サービスとコンサルティングを提供することにより、製品がもつSIEMとしての価値の最大化を行う。

 同サービスを利用することで、組織内でセキュリティ専門家を育成することができ、最終的には、セキュリティ維持とコストの両面を意識した自立的SOC/CSIRTを運営することが可能となる。

 サービスメニューとしては、導入コンサルティング(新規SOC/CSIRTの構築から運営、既存SOC/CSIRTの改善)、導入サービス(SIEMの導入・運用に必要な設定やSOC/CSIRTの導入・運用のガイドライン)、運用設計サービス(SOC/CSIRTの運用設計)、ルールセット・チューニング・サービス(運用実態に即したSIEMのパーサやルールセットのチューニング)、エスカレーション・サービス、運営代行(技術者派遣型の運営代行)、オペレータ・アナリスト育成教育(自立的運営を可能とするための教育支援)を用意。これらのメニューから必要なサービスを選択することで、SIEMやSOC/CSIRTの課題である、SIEMのチューニングや運営ノウハウの自組織への移転、委託コストの適正化を行うことができる。

 税別価格は、1日10GBのログ量(1000EPS目安)で630万円から、1日25GBのログ量(2500EPS目安)で950万円から、1日50GBのログ量(5000EPS目安)で1425万円から。同社では、初年度3億円の販売を目標としている。