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インフォテリア ISV向け「アダプタ開発プログラム」を始動 ハイブリッド連携でEAI市場が活性化
2015/07/23 19:03
週刊BCN 2015年07月20日vol.1588掲載
本部長
プログラムのスタート時には、名刺管理サービスのSansan、データマイニングのアイズファクトリー、ビジネスプロセス管理のクレオネットワークス、データ連携に強みをもつ信興テクノミストが同プログラムへの参加を表明。各社ともにクラウドサービスを手がけており、ASTERIA WARP用の接続アダプタを開発することによって、ユーザーの既存の業務アプリケーションや他社クラウドサービスとの連携を容易に行えるようにする。
スタート時の4社以外にもアダプタ開発プログラムを検討しているISVが複数社あり、「クラウドとオンプレミスといったハイブリッド連携を念頭においているケースが多い」(熊谷本部長)と話す。インフォテリアでは、向こう1年で累計10社程度のISVに同プログラムに参加してもらう見通しを立てている。
国内EAI市場は成熟度が高い状態が続いていたが、ハイブリッド型のシステムが増えるにしたがって「再びEAIビジネスが活性化しつつある」と手応えを感じている。ASTERIA WARPと他社製品・サービスをつなぐアダプタは、これまでインフォテリア自身が開発したり、販売パートナーであるSIerが開発するケースなどがあり、なかには接続する工数を半減、あるいは10分の1にする効果を挙げている。EAI市場活性化のタイミングで、ISVにもアダプタ開発に加わってもらうことで、ASTERIA WARPの一段の拡販につなげる構えだ。(安藤章司)
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