韓国の移動通信大手のLG Uプラス(イサンチョル副会長)は、7月28日、中国の大手ネットワーク機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)と提携し、5Gの実現に向けた「Massive MIMO(Massive Multiple-Input Multiple-Output)」という次世代ネットワークのコア技術を中国で実証実験したと発表。

 2014年、両社が共同して、韓国のソウルにモバイルイノベーションセンターを設立。また、今年7月14日には、MOU(覚書)を締結し、中国上海にあるファーウェイのR&Dセンターで、5G技術に関する検証や商用化に向けたネットワーク研究、製品開発プロジェクトで協力することで合意した。今後、5G時代の到来に備えたトータルネットワークソリューション関連の提携をさらに強化していくとみられる。

 今回の実証実験は、「Messive MIMO」をサポートする機器「ファーウェイAAU(Active Antenna Unit)」を設置し、任意の場所で同時にデータダウンロードを実施した結果、シングルユーザーMIMOと比較すると、速度が3倍以上になったという。

 LG Uプラスのネットワーク開発センターのチョチャンギル・センター長は、「データトラフィックに柔軟に対応すべく、Massive MIMO技術の早期導入に向けて、今回の実証実験を行った。今後、継続的に5G関連コア技術のテストを重ね、グローバルの5G技術の標準化を主導できるように準備を万全にしていきたい」と意気込みを示した。(文/鄭麗花)