東芝 インダストリアルICTソリューション社は、9月9日、ビッグデータ分野の大手企業が設立を進めている業界団体「Open Data Platform initiative(ODP)」に、設立メンバーとして加入すると発表した。

 ODPは、ビッグデータを効率的に処理・管理するオープンソースソフトウェア「Apache Hadoop」と、メンバー各社のビッグデータ関連ソフトウェアの相互接続性を高めることで、ビッグデータテクノロジーの普及・促進に取り組む業界団体。ODPに加入することで、同社のビッグデータ関連ソフトウェアと他社ソフトウェア、Apache Hadoopとの相互接続性を高め、加盟各社との連携を強化する。これにより、ビッグデータの利活用を行うユーザーは、相互接続性の高い開発環境で、効率的にシステムを構築することができるようになる。

 また、ODPへの加入を機に、同社は、ビッグデータテクノロジーの普及促進を加速するため、自社開発のビッグデータ向け大容量スケールアウト型データベース「GridStore」のソースコードを来年2月から公開する。

 GridStoreは、社会インフラシステム向けの大規模・高速データ管理用として開発したデータベース管理システム。従来、ハードディスクに配置していたデータを、メインメモリに配置することで、高速なデータベース処理を実現した。また、少量のデータを取り扱う際には、少数のサーバーで処理することで初期投資を抑え、データの増加に応じサーバーを増やすことで、大量のデータ処理に対応するスケールアウトが可能となる。

 今回、GridStoreのソースコードを開示することで、ユーザーは、変化のスピードが著しいソフトウェアやシステムへのニーズに、自身で対応できるようになる。また、GridStoreオープンソースコミュニティの活動によってGridStoreの機能や利便性をさらに高めることができる。