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大連信思泰科技 統合セキュリティ製品を本格提供 パートナー拡充に意欲
2015/09/17 19:03
週刊BCN 2015年09月14日vol.1595掲載
営業部
部長
MCS GLOBALは、同社が2006年に開発したPC資産管理製品「ECOPS」を、統合セキュリティソリューションとして強化したもの。これまでは、パートナー企業を通して日本国内で提供しており、約50社・10万ライセンスの販売実績をもつ。
IT資産管理、ログ管理、操作制御、運用支援、デバイス制御の五つのモジュールで構成され、日本語、中国語、韓国語、英語の4か国語に対応している。山田・営業部部長は、「中国国内でセキュリティ製品の認証を取得しているので、認証済みでない競合の日系セキュリティ製品と比べて、安心して使うことができる。また、もともと日本で提供してきたので、中国でも日本品質でサポートすることが可能」と説明する。
中国国内での第一弾のターゲットは、現地の日系企業。大連信思泰科技が本拠地とする大連ではなく、市場規模が大きい上海や北京が主な営業先となるため、販売パートナーを通して拡販する戦略だ。すでにパートナープログラムは策定済みで、パートナーの種類によっては、ユーザー向け参考価格の60%でライセンスを仕入れられるといった優遇が受けられる。山田・営業部部長は、「パートナーの今年12月末までの発注分に関しては、さらなる優遇策も提供する」とアピールしている。
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