ニュース
アウル ウェブ記事の情報価値を可視化 PR会社がクラウドアプリを開発
2015/09/17 19:03
週刊BCN 2015年09月14日vol.1595掲載
もともとはPR・マーケティング会社として事業を展開してきたアウルだが、インディケーターは、エンジニアを独自に採用し、社内で企画・開発を主導した製品だ。北村代表取締役兼CEOは、既存の事業からクラウドアプリケーションの開発・販売に事業領域を拡大した背景について、「ウェブメディアが台頭したことで、PR業界では記事の露出効果について、新しい測定方法が求められるようになってきた。インディケーターは、そうした課題に応えるために、約3年間の構想・開発期間を経て世に出した製品。変化が早いフィールドを対象にした製品なので、社内で開発し、日進月歩で機能をエンハンスしていく必要があると判断した。開発を外注していては、機能向上のスピードが間に合わない」と説明する。
代表取締役兼CEO
初期費用は5万円で、1ユーザー/ライセンスの月額費用は15万円。6月にリリースして以降、すでに50社以上が試用しているという。北村代表取締役兼CEOは、「PRに長年関わってきたからこそ、業界の課題を痛感しているし、変革に貢献したい」と意気込む。マーケティングやIT関連の展示会に積極的に出店し、リードの創出に取り組む方針だ。(本多和幸)
- 1