サイボウズ(青野慶久社長)は、クラウドサービスを中心とした業容の拡大にともない、大阪の営業所と開発拠点を統合した新たな事業拠点である大阪新オフィスと、「cybozu.com」のコールサポート拠点となる札幌新カスタマーセンターの2拠点の業務を、11月2日に開始した。

大阪新オフィス外観

 サイボウズでは、06年に大阪営業所、14年には関西の技術者を採用するために大阪開発拠点を設立し、現在15人が大阪で業務に従事している。クラウドサービスcybozu.comのユーザーが順調に増えてきたことに加え、関西圏でのエンジニアの採用が好調なことから、さらなる事業拡大を見据えて、営業所と開発拠点を統合した大阪新オフィスを、大阪梅田阪急ビルに設立した。

 大阪新オフィスも、東京新オフィス同様「Big Hub for Teamwork」をコンセプトとしている。リアルコミュニケーションを促進し、サイボウズのパートナーを含めたサイボウズチームの一体感を高めることを狙っている。その施策の第一弾として、梅田阪急ビルのアクセスのよさを生かし、東京でも好評を得ている「cybozu.com 導入相談Cafe 大阪」(通称:水カフェ)を新規オープンする。

 また、同社は、愛媛県松山市に08年にカスタマーセンターを開設し、導入を検討している顧客や利用中の顧客への問い合わせに、平均98%という高い応答率で対応してきた。11年にクラウドサービス「cybozu.com」をリリース後、契約数の増加にともない顧客からの問い合わせも増えてきたことを受け、今後も顧客につながりやすく、高い対応品質でサービスを提供していくため、札幌に新たなカスタマーセンターを設立した。

 札幌にセンターを開設する理由については、コンタクトセンターを積極的に自治体が誘致しており、安定した人材の確保が見込める点や、有事にも万全のバックアップ体制を整えるというBCP対策の点から、災害に強い立地環境であることで判断したとしている。札幌新カスタマーセンターの運営には、ヘルプデスク協会から「サポートセンター国際認定」で国内最高レベルの評価を獲得した実績のある、富士通コミュニケーションサービス(乙黒淳社長)をパートナーとして選んだ。

 富士通コミュニケーションサービスと組むことにより、今まで以上に高い品質のサービスを提供し、より手厚く対応していく。札幌新カスタマーセンターは、今後もクラウドサービスの顧客の増加に合わせて、順次拡大していく予定。