日本事務器(NJC、田中啓一社長)は、11月9日、同社の大学図書館情報サービス「ネオシリウス・クラウド」が、国立情報学研究所(NII、喜連川優所長)から、NIIが構築・運用する学術情報ネットワーク「SINET」の「SINETクラウドサービス」のサービス提供機関として、大学図書館システムで初の承認を受けたと発表した。これにより、SINET4加入機関を対象に、SINETクラウドサービスとの連携サービスの提供を11月から開始する。

 SINET4は、日本全国の大学、研究機関などの学術情報基盤として、NIIが構築、運用している学術情報ネットワーク。クラウドサービスを提供する機関をSINETクラウドサービスのサービス提供機関と位置づけ、サービス提供機関がSINETに直接接続できるネットワーク環境となっている。

 従来、ネオシリウス・クラウドを利用するためには、新規で専用回線を敷設することが必要だったが、SINETクラウドサービスとの連携サービスの提供により、すでにSINET4を利用している機関は、回線コストを負担することなく、高速・セキュアな環境下でネオシリウス・クラウドの利用が可能となる。

 NJCでは、今後も大学図書館の利便性やコスト削減、安全性の向上のために、ネオシリウス・クラウドと外部サービスとの連携を拡充していく考え。