バークレーヴァウチャーズ(ローラン・ガシェ代表取締役)と富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP、米倉誠人社長)は、12月1日、福利厚生用食事券の電子化サービスとなる「Ticket Restaurant Touch(チケットレストラン タッチ)」で、富士通FIPの「サーバ管理型電子マネーサービス」を採用することで合意したと発表した。

「チケットレストラン タッチ」のカードイメージ

 チケットレストラン タッチは、バークレーヴァウチャーズが提供する福利厚生用食事券「Ticket Restaurant」のカード化を実現するもので、NTTドコモの「iD」ブランドのリーダー/ライター(読み取り機)に対応。16年4月のサービス提供開始を予定している。

 今回、チケットレストラン タッチの構築にあたって、富士通FIPと凸版印刷が共同で運営するサーバ管理型電子マネーサービスを残高管理の仕組みとして採用する。サーバ管理型電子マネーサービスは、情報セキュリティ格付で、決済サービスとして初となる最高位「AAAis」を取得しているほか、ISO/IEC27001をはじめ各種国際認証を満たした富士通グループの安全なデータセンターで運用されている。信頼性の高いサービスとして、すでに120社を超える企業に導入実績がある。

 サーバ管理型電子マネーサービスの採用により、導入企業や加盟店は、月々の補助金額がカードに自動的に補充されることに加え、紙の食事券の回収も不要となるため、時間と労力を必要とする紙ベースの運用から脱却できる。また、従業員はカード1枚で、手軽に幅広いレストランやコンビニエンスストアで食事補助を活用できるようになり、スムーズな決済も可能となる。

 さらに、チケットレストラン タッチの決済の仕組みでは、NTTドコモが提供するiDブランドと連携。これにより、iD加盟店では、保有するiDの読み取り機を利用することで、新たな決済端末を用意することなく、従来の運用でチケットレストラン タッチに対応することができる。

 今後、バークレーヴァウチャーズと富士通FIPは、チケットレストラン タッチの提供開始に向けて、構築を進めていく。また、両社はパートナーシップをさらに深め、同福利厚生サービスを導入企業・従業員・加盟店にとって、より付加価値の高いサービスへと発展させていく方針。