エプソン販売(佐伯直幸社長)は、業務用スマートヘッドセット「MOVERIO Pro(モベリオ プロ)『BT-2000』」のパートナープログラムの受付を開始した。

「BT-2000」を手に持つエプソン販売の蟹澤啓明・VP MD部部長
 MOVERIO Pro「BT-2000」は、頭部に装着する両眼シースルーのメガネ型ウェアラブル端末で、長時間の使用に耐える装着性、500万画素のステレオカメラ、エプソンの独自技術で開発したセンサ「IMU(慣性計測ユニット)」をはじめとした各種センサを搭載していることが大きな特徴。これらの機能によって、作業現場における業務の効率化、ひいては働き方の改革を支援する。

 今回のパートナープログラムは、アプリケーション開発ベンダーを対象にしたもの。パートナーとの協業により、さまざまなアプリケーションを用意することで、ユーザー企業によって異なるニーズを満たすことが狙いだ。同プログラムでは、開発にあたっての技術情報の提供やプロモーション、ユーザーの運用保守支援などを行う。受付開始以降、引き合いは好調で、大手企業からベンチャーまで「想像以上に多くのパートナーが集まっている」(蟹澤啓明・販売推進本部VP MD部部長)という。現在、クラウド型の遠隔作業支援システムやオリジナルのUIなどのパートナーと連携した実例も出てきているそうだ。

 蟹澤部長は、BT-2000を利用することで、「一人ひとりの働き方が変わり、作業現場を革新できる」と自信をみせる。一方で、そうした可能性がありながらも、「世の中に発信できる事例がつくれていない」と課題を感じているといい、パートナーとともにまずは事例をつくり、BT-2000の有効性をユーザーに訴求していく意向だ。(前田幸慧)