1月12日、HANCOM SECURE(イ・サンホン代表理事)は、米マサチューセッツ州ボストンに本拠地を構えるデジタルガーディアン(Digital Guardian)から、韓国におけるエンドポイント・セキュリティ・ソリューションの事業権を獲得したと発表した。韓国の情報セキュリティ市場のリーディングカンパニーであるHANCOM SECUREは、独自に開発した自社製品に加え、今回の事業権の獲得により新たな事業領域への進出を果たす。

 デジタルガーディアンは、データ・セキュリティに特化した次世代のエンドポイント・ソフトウェアベンダーであり、米ガートナーのマジック・クアドラントのDLP部門において、業界優位性が高く評価されている。エージェント型エンドポイント・ソリューション「Digital Guardian」は、すでに、54か国の30万にのぼる顧客を対象に250万以上のエージェントを展開している。

 迅速に機密データを識別する機能やデータの利用状況認識(Context Aware)、エンドポイント監視(EDR)機能などで内外部の行動を探知し、制御、遮断、追跡が可能。さまざまなセキュリティ機能を統合したことにより、ターゲット型攻撃(APT)からのデータ漏えい防止(DLP)やエンドポイントに残る記録を収集・分析し、原因究明するデジタルフォレンジック監査機能までをサポート。また、未知のランサムウェアの検出や解析を回避するような不正プログラムをデータに隠蔽するステガノグラフィーなど、標的型攻撃に対し検知、遮断する。既存のネットワークAPT製品との連携や従来のエンドポイント、モバイル機器、クラウド応用まで、ソリューションの拡張が可能だ。

 HANCOM SECUREのイ代表理事は、「グローバル市場で実証されたソリューションとの連携で、ユーザーは単独エージェントによる保守・サポートが受けられ、より低価格で効率的なセキュリティ体系の整備が可能になる」と説明する。2020年までに、エンドポイント・セキュリティ市場規模は179億3000万ドル、年平均成長率8.4%(MarketsandMarkets社調べ)が予測されている。デジタルガーディアンとのシナジー効果が、グローバル市場開拓のエンジンになるか期待される。(文/鄭麗花)