TIS(桑野徹会長兼社長)は3月10日、IoT向け予測分析ソリューション「メンテりてぃくす」が、アマゾンウェブサービス(AWS)のIoTプラットフォーム「AWS IoT」とデータ連携が可能になったと発表した。

 メンテりてぃくすは、産業機械から収集・蓄積した稼動データを、SAPのBIツール「SAP BusinessObjects BI Solutions」と予測分析ツール「SAP Predictive Analytics」で分析・解析することで、低コスト・短期間で故障要因などを導き出し、生産性向上といった業務改善につなげるIoT向け予測分析ソリューション。

 AWS IoTは、接続されたデバイスが簡単・安全にクラウドアプリケーションやその他のデバイスとやり取りできる、AWSが提供するマネージド型クラウドプラットフォーム。数十億個のデバイスとそこから収集される数兆件のデータを処理することができる。

 今回、TISでは、AWS IoTに蓄積したセンサデータをメンテりてぃくすに連携させ、予測分析できることを確認する稼動実証を行った。AWS IoT上で収集・蓄積したセンサデータを、メンテりてぃくすに連携してスムーズに分析・解析を可能にすることで、需要が急速に高まり今後の大規模化が予想されるIoTシステムへの容易な適応と、導入のトータルコスト削減を実現する。

 TISは、新たなプラットフォームに対応したメンテりてぃくすを、稼動データの「見える化」やデータをもとにした業務改善を行いたいというニーズをもつ組立製造業や生産設備メーカー、化学製造業、特殊車両メーカーなどを中心に展開し、20年までに約20億円のビジネス規模を目指す。