中興通訊(ZTE)は、16年のチャネル戦略を発表した。既存パートナーとの関係強化を図るとともに、スマートシティ分野のパートナー開拓を重点的に進める。

 ZTEは、13年末に企業・官公庁事業グループを正式に組織化し、エンタープライズ向けのICTソリューションビジネスを本格化。急速にチャネル販売網の拡大を進めており、すでにグローバルのチャネルパートナー総数は3000社を超えている。パートナーの多くは、ZTE製のスイッチやルータ、テレビ会議システム、監視カメラなどの製品・ソリューションの代理店だが、16年はクラウド・ビッグデータ・IoTなどの先端分野を共同で研究開発したり、互いの製品・サービスを販売し合うなどしたりして、協業の枠組みを広げる。また、従来型のハード製品販売だけでなく、運用やサービスアウトソーシング市場の開拓も進める。営業・技術面でのパートナー支援も強化する。

 とくに、スマートシティ分野のパートナー開拓を重点的に進める。ZTEは、スマートシティを注力分野としており、すでにグローバル40か国・140都市の関連プロジェクトに携わっている。新たに「中興通訊智慧城市合作或版本連盟」を設立するなどして、パートナーと共同でのプロジェクト受注を目指す。(真鍋 武)