大塚商会(大塚裕司社長)は4月20日、「お客様感謝の集い」を仙台国際センターで開催した。仙台支店は開設から20周年を迎える。また、今年は東日本大震災の復興5年という節目の年でもある。

大塚商会
木村和喜
仙台支店支店長
 第一部の冒頭で登壇した大塚商会の木村和喜・仙台支店支店長は、「東日本大震災では多くの人に支えていただいた」と感謝の意を述べ、熊本を中心とする九州地方の震災にも何らかのかたちで支援したいと語った。大塚商会仙台支店は、3月12日から6月30日までの同支店におけるシステムインテグレーション事業の売上金額の1%を寄付すると3月10日に発表。震災孤児・遺児を支援する団体への寄付を想定している。木村支店長は、スピーチの途中で、ステージのスクリーンに震災当時の社員の声や取り組みなどの映像を流し、復興への歩みを紹介。そして、「がんばろう。復興はまだまだこれから」と語り、スピーチを終えた。

ネクストスタンダード
齊藤正明
社長
 次のセッション1では、ネクストスタンダードの齊藤正明社長が、マグロ船の船員の格好で登壇。想定外の風貌が注目を集め、軽快なトークも加わって、会場を大いに沸かせた。講演のタイトルは、「日本一のマグロ船船長に学ぶ! マネジメントとリーダーシップの極意」。齊藤社長は、食品加工の会社員時代に上司の指令により、マグロ船に乗ることとなる。いやいやで承諾したが、船長のマネジメントとリーダーシップに多くを学ぶこととなり、現在はその経験を生かしたコンサルティングを行っている。

 マグロ船は、一度出航すると長期間帰ってこない。齊藤社長が乗ったマグロ船は、40日から50日の期間でマグロ漁を行っていたという。漁に出ると何日も同じ乗組員と顔を合わせることとなるため、船長のマネジメントがしっかりしていないと、船員同士のケンカが絶えなくなってしまう。また、船員を出港後に変えることはできない。つまり、クビにできない。船長は、不慣れな船員でも、しっかり働けるようにマネジメントしなければならないのである。

 さまざまな船長のノウハウが紹介されるなかで、とくに興味深かったのは、ゴルフの話。「仕事は楽しくなければいけない。厳しすぎても、優しすぎても楽しくない。ゴルフのように、4打でカップに入れるというようなゆるさが必要」とのことである。

心理学者/臨床士
植木理恵氏

 セッション2では、心理学者/臨床士の植木理恵氏が登壇。「仕事で活かせる心理学」と題し、講演した。植木氏は、人の気質はDNAで決まっていて変えられないと説明。その気質には、外向的と内向的、情緒安定型と情緒不安定型の二つがあり、それぞれどういう人があてはまるのかを紹介した。これを理解したうえで、部下のモチベーションを上げるマネジメントをしてほしいと語った。

 第二部の懇親会では、参加者が復興に向けた取り組みなどについて語り合った。(畔上文昭)