デジタルマーケティングソリューションベンダーのシャノン(中村健一郎・代表取締役最高経営責任者)は、B2B領域のマーケティング・販促企画担当者などに対するアンケートを昨年に引き続き行い、その調査結果を公表した。ウェブによるアンケートで、回答者数は526人だった。

 アンケート調査では、マーケティングオートメーション(MA)ツール導入企業の約6割が導入効果を実感している一方で、約5割の企業がマーケティング活動の成果がみえないという課題を抱えている実態が浮き彫りになった。また、MA導入効果を感じている企業の100%がPDCAを回しているといい、MAを導入するだけでなく、成果の測定やその結果の分析、検証が導入効果につながることも示唆している。

中村健一郎
代表取締役
 中村代表取締役は、「マーケティング施策がデジタルなしで語れないというのは徐々に常識になってきている。MAに対する関心度自体も非常に高まっていると感じており、昨年対比で2倍から3倍の問い合わせがある」と話し、MA市場の盛り上がりには手応えを感じている様子だ。

 ただし、同社のアンケート結果が示すとおり、ユーザー側の関心は、「まずはMAを導入して新しいチャレンジをしてみよう」という段階から、「MAをどう活用し、成果を出していくか」に本格的に移行しつつある。「自社で導入・活用支援、コンサルもやっている」(中村代表取締役)というシャノンの強みを生かし、パートナーへの支援も強化しつつ、ユーザー拡大に注力する方針だ。(本多和幸)