ミラクル・リナックス(伊東達雄社長)は、Microsoft Azure上でのHAクラスタソフトウェア「CLUSTERPRO」の構築支援サービス「CLUSTERPRO 構築支援サービス for Microsoft Azure(構築支援サービス)」の提供を6月17日に開始した。

 CLUSTERPROは、フェイルオーバー機能をもつNECのHAクラスタソフトウェア。WindowsとLinuxのどちらのOSでも動作し、OSSをはじめとしたさまざまなアプリケーションのHAクラスタ化による可用性の向上を実現する。今回の構築支援サービスでは、ミラクル・リナックスが培ったCLUSTERPRO構築のノウハウを生かして、業務要件に応じたカスタマイズやクラウド環境での耐障害性を提供し、計画保守や障害発生時に、システムの可用性を向上するための支援を行うことで、クラウド利用を検討する企業ユーザーの課題を解決する。

 また、ミラクル・リナックスでは、構築支援サービスの提供開始に先立ち、CLUSTERPROと同社のエンタープライズLinux OSを活用して、Azureの可用性セット内で稼働するOSS統合監視ソフトウェア「Zabbix」と仮想マシンのクラスタ化により、可用性を向上できることを実証した。この結果、ZabbixやMySQLなどのOSSを利用して構築したアプリケーションに予想外の停止が発生しても、サービスを引き継ぐことができ、迅速な復旧が可能となった。

 実証結果はホワイトペーパーとして公開しており、クラウドの利用を検討するユーザーは、構築支援サービスとともに、ホワイトペーパーを活用することで、実証済みの構成によって、Azure上で信頼性の高いOSS実行環境を容易に構築することができる。

 今後は、クラウドの異なるリージョン間やオンプレミスとパブリッククラウドのハイブリッドクラウド構成なども検証していく予定。

 税別価格は82万円から。